「韓国人は、知力で日本人に劣るという劣等感があるようですが、韓国の囲碁棋士は、日本の囲碁棋士より強いのではありませんか」と町会長。

「今は、そういう状態なのですが、僕が子供の頃までは、日本が最強で、中国や韓国は足元にも及ばないという状況でした。」

「そう言えば、確かに、そうでしたね」と町会長。

「僕が5目置いて中押し負けした武宮正樹9段は、ウィキペディアの『武宮正樹』によると、囲碁世界タイトルを6回取っています。」

「渡辺さんが若い頃は、まだ、日本が強かったのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に碁を教えた本因坊算砂という人がいるのですが、朝鮮では並ぶ者がないと思っていた李約史という打ち手が日本にやって来て、本因坊算砂に3子で対局して、完敗しています。」

「そんなに強かった日本が、なぜ、弱くなってしまったのですか」と町会長。

「教育制度の違いです。」

「『教育制度の違い』と言いますと?」と町会長。

「韓国には、囲碁中学校とか囲碁高等学校とか、囲碁学科がある大学があります。」

「韓国には、囲碁を教える正規の中学校とか高等学校があるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「それでは、受験科目に囲碁があるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「驚きですね。それでは、学習塾でも囲碁を教えるのでしょうか」と町会長。

「韓国にはプロ棋士が運営する囲碁道場というのがあって、そこで囲碁の勉強をして、推薦を受けた人が入学試験を受けられるようになっているみたいです。」

「大学に囲碁学科があれば、プロ棋士にならない人は、大学に進学して囲碁学科に進めばいいということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「韓国のような教育制度は、強い棋士を生むうえで、どのようなメリットがあるのですか」と町会長。

「正規の学校があるということは、囲碁の学習教材を研究して、年齢などに応じた学習効率の高い教材をつくる専門家がいるということです。」

「日本の場合は、どうなっているのですか」と町会長。

「囲碁の学習教材を研究する専門家はいないと思います。」

「日本には、囲碁学科がある大学はありませんよね」と町会長。

「おっしゃる通りです。『囲碁学科』でウェブ検索をすると、表示されるのは韓国の大学ばかりです。」

「それでは、日本には囲碁の学習教材を研究する専門家はいないということになりますね」と町会長。

「おっしゃる通りです。日本の囲碁の本は、『名人』とか、『本因坊』とか、『棋聖』などのタイトルを取った人が書くという習慣があるようです。」

「それでは、囲碁の学習教材を研究する専門家が書いた本はないということですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「囲碁の学習教材を研究する専門家が書いた本がないと、どういう問題が起こるのですか」と町会長。

2021/3/19

<水道後記11>
アマゾンで『床下点検口 ベトナム』で検索したら、床下点検口なるものがいくつか出てきた。
この時、最初にした間違いは、点検口の上蓋に使われている床材の材質や色で悩んだことだった。途中で気が付いたのだが、点検口の上蓋に使う板は、床を点検口の大きさに切り抜いた時、切り抜いた部分を上蓋に使うということだった。アマゾンで上蓋に付いている床材は、完成時の単なるイメージに過ぎなかったのだ。考えてみれば、30年も前に作った床に使われている床材と同じ床材が売られているはずがない。

切り抜いた部分を上蓋に使うため、床を切り抜くのには技術がいる。1級建築士が『自分では作れない』と言った理由の1つは、点検口の上蓋に使えるように床を切り抜くのが難しいからだ。<続く>

2024/3/7